この記事では平凡なサラリーマンがアラサーで資産3000万に到達する為に「どんな戦略や考え方をしてきたか?」を書いていきます。
資産3000万に到達した経緯は別にまとめていますので是非ご覧ください。
「ブーム」にのらず地味にいく
投資には流行り廃りがあります。
一昔前では「レバナス全力!」と言っている方も入れば「SPYDで高配当を得続ける!」ということを目標に掲げている人も多かったです。私が投資の上で大切にしている事は「投資の目的をずらさない。」と言う事です。
私の場合はあくまで「長期投資で時間をかけて低リスクで投資する」という軸はずらさず、投資を行ってきました。
- 長期投資でじっくりと稼ぐ。
- 株は基本買いで入り、売りは行わない。
- 一つの銘柄に入れ込まない。
- 株は浅く、広く、長く投資する。
これは小学生で投資を決意し、高校生で株を買った頃から一貫して自分に課している投資のルールです。(当時は現在のような優良なインデックス投信はありませんでした。)
私はどんな投資法も「目的に合っていれば」行っていいと思っており、他人の投資法の批判はしないようにしています。
レバナスを例に挙げると、レバレッジをかけることにより長期における毀損リスクがあり、長期投資には向かない商品です。そのためレバナスが流行った時も「自分の目的」とは違うため、一切買いませんでした。
当然上記のデメリットを理解して買うのはOKです。
悪いのは「よくわからないけど、流行ってるから買う」という行動です。
投資は「手法や手段は変えても、目的は変えない」ということが大切だと思っています。
問題なのは今まで「高配当株で日々のお小遣いをもらうこと」が目標だったのに、今度は「資産拡大の為にレバナスを買う」など急に目的が全く違う投資をおこなってしまうことです。
10年以上投資をしていれば、当然手法等を変えたり、短期で利益を抜くということをすることもあります。しかしあくまでメインではなく、長期投資している額に比べればわずかな額で行うようにしています。
ブームに乗らず、自分の投資法をずらさないということが3000万に到達出来た要因の一つです。
「損切り」をしない。
私は基本的に「損切り」をしません。なので持っていれば「とりあえずもらえる」株主優待株や高配当株が好きです。
賛否両論あるとは思いますが、私はただのサラリーマンであり「いつ損切りするのが適切か?」などは自分には判断できないと思っているからです。
当然「損切りした方が資金効率が良くなる」という面もありますが、含み損のある株でもとりあえず銀行に預けているよりだいぶマシという精神で含み損の株でも持ち続けています。
毎月安定した収入のあるサラリーマンとして資産形成を行っているならば「資金効率」まで考えなければならないほど、投資に入れ込む必要はないと考えています。
結果から言えばコロナショック時に損切りをせず、持ち続けることが資産形成につながりました。
米国株→米国ETFへの転換
一部米国株も保有していますが昨年はETF購入を大きくしました。
コレは私が英語が読める訳でもなく、米国の事情に詳しいわけではないので「自分の能力では個別株を選定できない。」と思ったからです。
そこで一大ブームだった米国株は買わずに、VTIなどの米国ETFをメインに購入していきました。
成長という面では米国が伸びる可能性は高い。しかし銘柄を選定できるほどの能力が私にはない。そこで折衷案としてETFを購入して行きました。
仕事にも全力で取り組む。
投資をしているサラリーマンとして働いている人には「いやいや会社で働いている。投資で稼いで、すぐにでもFIREしたい。」という人が増えました。
しかし、サラリーマンが給料をもらえるのは会社のおかげです。あくまで自分の力ではなく「会社の看板から信用を借りて」お金を稼いでいます。当たり前ですが、〇〇会社の〇〇さんを信用してお互い仕事をしているわけです。
個人の〇〇さんでは同じ額を稼げません。
サラリーマンであれば、資格やスキルを取得し仕事で成果を出し、給料を上げてもらうことも資産形成の近道になります。
また、給料まで上げられなくても、自分の仕事を効率化し自由な時間を増やすための勉強も立派な「投資」です。
サラリーマンとして働く以上、会社にとって価値ある人材になり社内で裁量をもらい、好きなように働くほうが仕事も楽になります。
例え今働いている会社が嫌になってもスキルや資格、成果があれば転職時にも役立ちます。
特に業務を効率化し時間を作る。という意味でおすすめなスキルはRPAです。
平太郎はIT系ではない理系サラリーマンですが、RPAを覚え仕事をロボットで自動化することで大きく時間を作れました。資格取得の為の勉強時間は、仕事を効率化して捻出しました。
以上がアラサーリーマンが資産3000万に到達するまでに行った戦略です。書いてある通り、どれも難しいテクニックが必要なものはありません。
結局は一般人であればコツコツと同じことを続け、時間をかけて努力を積み重ねていくのが近道だと思います。
ここに書いてあることが少しでも参考になれば幸いです。
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<了>