この記事では、ITパスポートの基礎情報から取得までのおすすめ勉強法や受験時のテクニックを紹介します。
平太郎はITパスポートを取得している非エンジニアです。この記事はIT系以外の一般的な社会人がITパスポートに合格するためにはどうすべきか?を主軸に書いています。
※平太郎はITパスポートより一段階上の情報セキュリティマネジメントも取得しました。そちらの記事は下記から↓
ITパスポートって?
ITパスポートは、ITの基礎知識を持っていることを証明する資格です。
ITパスポートはIT系国家資格の中でも、最も基礎的な内容で最も難易度の低い資格です。非エンジニア層でも多少の勉強で取得を目指せます。
引用元 IPAー独立行政法人 情報処理推進機構
現代はどんな仕事でもITを使うため、業種に関わらず取得を推奨されています。
IT系国家資格の中でも推奨受験対象が「全ての社会人」なのはITパスポートだけです。
基本的にITパスポートは仕事がIT分野でない人が「ITの基礎的知識があります」ということを証明するための資格という位置づけです。
社会的な動向として、レンタルサーバで知られるさくらインターネット(株)でITパスポートの全社員取得を目標とし、まず社長が取得したことでも話題です。
さくら田中社長、ITパスポート合格 全社員の取得検討、その前に「何事も経営から」ー引用 外部サイト:IT media NEWS
ITパスポートは全国各地で随時受験できます。いつ勉強をはじめてもOKです。
受験の申し込みは公式サイトから可能です。個人情報の登録等もこちらから行うので、受験を考えた時点で取り敢えず登録し受験できる日程や場所を確認するのがオススメです。
ITパスポートの出題内容
ITパスポートは、ストラテジ(経営全般)、マネジメント(IT管理)、テクノロジー(IT技術)の3分野から出題されます。
ITパスポートは、漠然とIT分野について勉強すれば良い。という意識を持たれがちですが、実際には、3分野から問題が出されます。
回答はCBT方式と言われる方法でPCで回答する形です。
出題は4者択一問題が100問出題され制限時間は120分です。
合格基準
合格基準は総合評価点600/1000点以上及び分野別評価点300/1000点以上です。
ITパスポートを受けるような「そこそこIT知識がある社会人」は「IT関係の知識があっても経営関係の知識が乏しい」というのはありがちなので、特にストラテジ分野は注意が必要です。
ITパスポートの勉強方法
ITパスポートの勉強方法は主に2種類あります。ネットでの勉強か、テキストによる勉強かです。
基本的にある程度ITに関する基礎知識がある方は無料の勉強サイト「過去問道場」を活用することで充分合格出来ると思います。
外部サイト:ITパスポート試験ドットコム-ITパスポート過去問道場 https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php
こちらのサイトはとてもわかりやすく、本来のテストと変わらない形式で勉強できるため、まずこちらを活用してみて「全然解けない」という方や「体系的に学びたい」という方はテキストで学ぶのがオススメです。
ITパスポートは出題範囲が広いため、テキストで学ぶ場合はまず過去問をやって自分の苦手な分野を洗い出し、テキストで勉強していく方式が向いています。
おすすめのテキストはこちら↓
受験時のおすすめテクニック
ITパスポートは120分で100問解く必要があります。単純計算で1問当たりにかけられる時間は72秒ほどです。
ITパスポートは単純に「知っているか?知らないか?」を問うような知識問題が多く、問題を見てパッと答えが出ない問題を「考えて」正答を導き出せる可能性は低いです。
そのため、分かる問題を解いていき、分からない問題はさっさと飛ばし、最終問題までとりあえず回答することが重要です。
まとめ
今の時代ITの知識は様々な仕事で生かせます。DXや電子化等の時代の変化に伴い、ますます認知度&重要度が上がってきている資格です。
ITパスポート取得後は、上位資格である情報セキュリティマネジメント取得がおススメです!記事はこちらから↓
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