この記事では、管理人の平太郎が実際に20代で1000万に到達するために実践したこと、しなかった事、考え方をまとめています。
ボリュームのある内容なので、3編に分けて書いていきます。
「しない事」→前編 「する事」→後編 「考え方」→思考編
に分けて紹介していきます。
管理人の平太郎は高年収なわけではありません。
私が1000万に到達した時、同僚は平均貯蓄200万〜300万程度がほとんどでした。
「いかにして平凡なサラリーマンが20代で1000万貯めたのか?」がテーマです。
20代の状況
まずは、20代の頃どういう状況かを簡単にまとめます。
属性 | サラリーマン(平均年収よりちょい上程度) |
---|---|
住環境 | 独身一人暮らし |
趣味 | 旅行、読書 |
自家用車 | なし(原付のみ) |
ギャンブル | しない |
タバコ | 吸わない |
このような感じです。一般的にイメージされるサラリーマンとそんなに差は無いと思います。
- 車を買わない。
- 現金を使わない。
- ケチな生活や過度な節約はしない
- ギャンブルはしない
- 無駄な保険に入らない
20代で1000万貯めるために「しない事」5選
車を買わない。
お金を貯めるという目標があるので有れば車は買わないのがベストです。
自家用車を持つことはかなりの負債を抱えることと同じです。また買った後にもランニングコストが高い典型例です。
ガソリン代、税金、車検、保険、駐車場代と非常にお金がかかります。
基本的に現代では自家用車を持つ必要はありません。(車がないと生活できないほどの田舎の場合は別)
車を持てば社会人として1人前なんていう時代は終わりました。
昨今のサービスは日進月歩です。個人的には近い将来「車を所有するのはお金持ちの道楽」という時代が来ると考えています。
また、車は資産だという人がいますが、これは大きな間違いです。
基本的に車は購入後には値段がガクッと下がります。買った時点ですでに資産ではありません。ローンを組んで買えば尚更です。
ここを勘違いしないように注意して下さい。
勿論「趣味」で欲しいので有れば、否定はしません。しかし普通のサラリーマンが20代で1000万貯蓄することを目的とした場合は、大きな足枷になることは間違いありません。
「ローンを組んで車を持つ」ということはバスタブにお湯を溜めたいのに栓を抜いている状態です。
水量を大きくするより、まず栓をした方がお湯がたまるのは早いですよね。
現金を使わない。
「お金を使わない」ということでは有りません。
「現金で支払いを行わない」と言うことです。
現金をそのまま使う程勿体ない事はありません。日々の生活の支払いをクレジットカードや、QRコード決済等の電子マネーで払う事で1〜2%ほど差が出ます。
これを使わない手はありません。
時期によって様々な方法が有りますが、「現金で支払う」というのは完全な悪手です。
特に今後一生殆どのものを1〜2%引きで購入できるとなれば、やらない手は有りません。
ケチな生活や過度な節約をしない。
逆にいくらお金を貯める為とはいえ、過度な節約はオススメしません。
「こまめにコンセントを抜いて待機電力を節約する」などは、ほぼほぼ意味がありません。
また安売りに必死になる必要はありません。例え1000円の商品を10%オフで購入しても、100円の節約にしかなりません。
節約と聞くと、どうしても細かいところに目が行きがちですが、苦労の割には効果がない典型例です。
そこで私は5000円以下の買い物は値段を気にしない。というルールを決めていました。
例えば、3万円のPC用品を買う時は比較して購入しますが、3000円の漫画セットが欲しければ迷わず買っていました。
将来のお金も大切ですが、今を楽しむことも大事です。「お金がもったいないから友達との飲み会や自分の趣味も諦める」ようなことはやめましょう。
ギャンブルはしない。
基本的にどんな趣味を持つのも個人の自由だとは思います。しかしギャンブルだけはやめた方がいいと断言できます。
説明するまでもないですが、パチスロや競馬などは経営できている時点で、客側が得することはありません。一時期勝つことができても、続けていれば確率が収束し、損が出るようになっています。
煌びやかな装飾も、そこで働いている人の給料も全てお客が損した分を使っています。
勿論宝くじも含みます。ただでさえ税金の高い日本。わざわざ自分から余計に税金を払う必要はありません。
無駄な保険に入らない。
保険は特に日本人は大好きで洗脳されがちな分野です。基本的に保険が必要な属性というのは、とても限られています。
詳細はこちらに。
勿論全ての保険が必要なしというわけではありません。商品を理解して入る分には全く問題ありません。問題なのは、「商品設計を理解せず、訳もわからず勧められたので入る」事です。
また、高額療養費制度や会社に団体保険制度がないか?などを調べることも重要な視点です。
「万が一」に備えて、保険に入ったせいで「万が一」の時に必要なお金を貯められない。では本末転倒です。十分注意しましょう。
当然ある程度お金ができれば、保険に頼らずとも、「万が一」も貯蓄でカバーできるようになるでしょう。
まとめ
ここまでが「しない事」編です。
いかがだったでしょうか?少しでも参考になれば幸いです。
<了>