節約

家計改善に必要なポイント7<保険編>

デグーさん
デグーさん
今月も保険代が高いな・・・
平太郎
平太郎
そこも固定費削減のポイントだね。 デグーくんは何のために保険に入ってるの?
デグーさん
デグーさん
え?それはだってその方が安心でしょ?みんな入ってるし。
平太郎
平太郎
本当にそうかな?日本は国民皆保険制度の国なんだよ。国民は、すでに保険には入っているんだ!
平太郎
平太郎
ちなみに、デグーくんは入院するといくらかかるの?その保険でいくら補填されるの?
デグーさん
デグーさん
えーとっ・・・
平太郎
平太郎
高額療養費制度は知ってる?
デグーさん
デグーさん
全然知らないよ…
平太郎
平太郎

殆どの人がそうだと思うんだ。例えばスーパーで買い物する時、見たこともない、得体の知れない食材は普通買わないよね?

何故か保険だけは、「よくわからないものを買う」っていうのがまかり通ってしまっているんだ。

今回は本当に必要な保険なのかを考えていこう!

この記事で納得!

・本当に必要な民間保険は2つだけ

・大きな病気は、高額療養費制度を使って月10万程度

・保険は理屈と数字で考える

保険は安心の為?

まず大前提として、一般家庭で保険が必要なケースは非常に限られています。

なぜなら日本は社会福祉が非常に充実している国だからです。

基本的に必要な保険は、2つだけです。

車を持っている場合の対人・対物保険(無制限)

子供がいる家庭で、1馬力で働いていおり稼ぎ手がいなくなってしまうと、直ちに生活が困窮してしまう家庭の掛捨て生命保険

この二つだけです。

それ以外は必要有りません。

デグーさん
デグーさん
ええ?それじゃほとんどの人は保険が必要じゃないってこと?
平太郎
平太郎
その通り!
デグーさん
デグーさん
だってもし、ガンになったりしたら・・・
平太郎
平太郎
そう思うよね?それじゃあ例を出して、保険に入っていない場合どれくらいお金がかかるか?

を確認していこう!

日本の国民皆保険制度の威力!

さて保険は、安心の為あるいはお守り代わりという人が一定数います。

万が一病気になった時の為に、お金がないと大変だという思考ですね。

では病気になった時にいくらかかるのか?確認してみましょう。

まず日本では、医療費は自己負担3割です。7割は国が負担してくれます。

デグーさん
デグーさん
それは勿論知っているけど・・・ガンとかすごい額がかかる時はどうするの?
平太郎
平太郎
高額な医療費には高額療養費制度が適応されるんだよ!

 

高額療養費制度の区分表

 所得区分  自己負担限度額 多数該当※2
①区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)
(報酬月額81万円以上の方)
 252,600円+(総医療費※1-842,000円)×1%  140,100円
②区分イ
(標準報酬月額53万円~79万円の方)
(報酬月額51万5千円以上~81万円未満の方)
 167,400円+(総医療費※1-558,000円)×1%  93,000円
③区分ウ
(標準報酬月額28万円~50万円の方)
(報酬月額27万円以上~51万5千円未満の方)
80,100円+(総医療費※1-267,000円)×1% 44,400円
④区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円未満の方)
 57,600円  44,400円
⑤区分オ(低所得者)
(被保険者が市区町村民税の非課税者等)
 35,400円  24,600円

※1総医療費とは保険適用される診察費用の総額(10割)です。

※2診療を受けた月以前の1年間に、3ヵ月以上の高額療養費の支給を受けた(限度額適用認定証を使用し、自己負担限度額を負担した場合も含む)場合には、4ヵ月目から「多数該当」となり、自己負担限度額がさらに軽減されます。

全国健康保険協会より抜粋

デグーさん
デグーさん
なんだか表の見方が難しいよ・・・標準報酬月額って何?
平太郎
平太郎
4-6月の支給額を平均した値を標準報酬月額っていうんだ。保険においても大切な考え方だから知っておいた方がいいよ!
デグーさん
デグーさん
4-6月の平均?ボーナスはどうなるの?
平太郎
平太郎
ボーナスが年4回以上支給される場合はその合計の1/12を加えないといけないんだ。

つまり普通の会社員なら気にする必要はないよ。ただ標準報酬月額は、残業代や通勤手当も含めた総支給額だから注意してね。

一般的会社員であれば、ほとんどの方が(ウ)(エ)に該当します。

さて、先ほどの疑問に戻ると、がんになった場合いくらかかるか?ですが、

ガンは沢山の種類があり、治療法も様々です。

かなり悪いケースをモデルに考えると、手術で約100万円、一か月の入院で50万、計150万かかったと仮定します。

その場合でも区分(ウ)の方が、92430円。区分(エ)の方が57600円です。

デグーさん
デグーさん
え!めっちゃ安い!そんなもんなの?
平太郎
平太郎
そうなんだよ!しかも※2に書いてある通り再発した場合はさらに安くなるんだね。日本の福祉制度は素晴らしいね!
デグーさん
デグーさん
でもこれは一か月の例でしょ?ガンとかって入院が長くなるんじゃないの?
平太郎
平太郎
実は、がんの平均入院日数は17.1日なんだよ。
デグーさん
デグーさん
えーー!!!がんって長い闘病生活を送るイメージだった・・・
平太郎
平太郎
日本の医療レベルは非常に高くて、実はそんなもんなんだね。

ここまでのポイントを押さえます。

・日本には高額療養費制度がある

標準月額報酬額によって支払う額が変わる

・1月で150万円かかっても実際かかる費用は10万円程度

・がんの平均入院日数は17日程度

※差額ベット代や、保険適応外の治療は当然保険が適用されません。

デグーさん
デグーさん
なるほど!確かに高額療養費制度を使うと民間保険は必要じゃない気がしてきたな・・・でも僕は貯蓄の為に積立保険にはいってるんだ!これはいい奴じゃないの?
平太郎
平太郎
喝!!!それは保険の中でも最悪な部類です。次章で解説するよ!

積立保険は絶対にNG!!

デグーさん
デグーさん
ええ?僕は貯蓄ができるし、万が一の時の保証にもなる。その上払ったお金が返ってくるし、銀行預金より利率がいい、いいことづくめだって言われたんだけど・・・
平太郎
平太郎
保険のセールスで必ず出る文言だね。残念ながら騙されてるよ。積立保険は絶対に不要だよ!

積立保険を売る時のセールストークをまとめると

売り文句

・貯蓄できる
・万一の時保障がでる
・払ったお金が返ってくる
・銀行より利率がいい

デグーさん
デグーさん
問題無いような・・・
平太郎
平太郎
そう思うよね?でも大きな罠が隠れてるんだ・・・
これ自体は嘘ではありません。
嘘ではありませんが、真実でもありません。
説得力を上げる為、色々なデータやグラフを見せられたかもしれません。
少し視点を変えてみると・・・

・貯蓄はできているが満期になるまで引き出すことができない(満期前に引き出すと手数料を取られる)

・万が一の保証にはなるが、その保証を受けられるのは、不幸のギャンブルに勝った人だけ。実際に病気になった時は前章のように、国民保険がきく為、民間保険が必要なケースはほとんどない。

・払ったお金に利率がつくが、ほんのわずか。預金とほぼ差はない。つまり引き出せない貯金と同じ。

・わざわざ手数料を払って、悪い投信を買っている

この中で特に問題なのは、お金が引き出せなくなってしまうこと。

手数料を払って悪い投資商品を買っている所。

この2点です。

現在は優良な投信も増え、手数料ビジネスだった投資信託にも優良なものが増えてきています。ネット証券で気軽に取引できる時代です。その上積立NISA等の税制優遇措置もあります。

わざわざ保険屋を通すメリットが全くありません。

 

デグーさん
デグーさん
でも保険屋さんはそんなこと教えてくれなかった・・・
平太郎
平太郎
当たり前だよ。保険屋さんは、保険を売るプロだよ。

よく保険屋さんに相談して決めるっていう人がいるけども大間違いだよ!

平太郎
平太郎
それは洋服屋さんにいって、「この洋服買った方がいいですかね?」って聞いているようなものだよ。

まして保険屋さんは営業ノルマがあって保険の契約=自分の収入に直結するんだよ!

投資や保険などお金にかかわることはまず自分で納得いくまで調べる。

そしてアドバイスがもらいたい時は、

アドバイスをもらう人と、契約・購入する人は別にする。

これが基本です。

保険を考えるときに必要な視点

デグーさん
デグーさん
でも、ガンになった時保険があって安心だったってコマーシャルがよく見るけど…
平太郎
平太郎
当たり前です。保険は宝くじと同じです。

例えるなら宝くじが当たった人にインタビューしているようなものです。

高額当選した人からすれば、「宝くじを買っておいてよかった」となるのは当然だよね。宝くじが外れた人にインタビューはしないよね。

デグーさん
デグーさん
え?保険と宝くじは違うでしょ…
平太郎
平太郎

いいえ!一緒です!保険の事を考えるときは理屈と数字で考えましょう。これを感情で考えてしまうと、正しく理解できません。

そして決まり文句のように、セールスでは感情で考えるよう誘導してきます。

曰く、安心の為、ご家族の為、将来の為、子供の為等々

感情では考えず、理屈で考える。これが保険を考える際の最重要ポイントです。

ここまで保険の事について書いてきましたが、昨今投資を行う人中心に、保険不要論が多く出ています。

しかし、保険はその人の属性によって、入るかどうか決めるものです。

全ての人は保険必要なし。という論調は行き過ぎです。

1章に書いた様に、運転する人の対人・対物保険は必須ですし、相続に絡む一括保険など保険を契約すべきタイミングもあります。

・積立保険や外貨建て保険など、明らかに顧客を騙して儲ける手数料ビジネスを主力に据えていること

・会社から販売員へのノルマの押し付けが厳しく、不要に契約させなければならないこと

・かんぽ生命の不正問題

など保険会社サイドにも問題は有りますが…

確かに、95%の保険は、不要な商品ですが、保険=全て悪ではありません。

上記を全て読んでも、それでも保険が必要だと思う方は吟味して契約すればよいと思います。

保険を考える上で意外と見落とす点

そして意外と見落としがちな視点が、会社の中にGLTD制度などの団体保険制度がある場合です。

デグーさん
デグーさん
何それ?
平太郎
平太郎
会社によっては保険会社と、全体で契約して社員が安く入れる制度なんだ。

団体保険制度は会社によって、有る所、無い所まちまちです。

一般的には大会社の方が人数が多い為、安くなる傾向にあります。

同じ内容の補填でも、制度を利用すれば保険料が1/3以下になることも良くあります

会社員であれば、一度調べてみることをオススメします。

平太郎
平太郎

最後にあなたの住んでいる地域に〇〇生命ビルってよく見ませんか?

一等地にビルをバンバンたてる資金。

ゴールデンタイムに超人気有名人を使ってバンバンCMを流す資金。

保険会社って本当に儲かるんですね。

平太郎
平太郎

営利企業なので、儲けることは決して悪いことではありません。

しかし「あなたの為」といいながら、必要なプランではなく、保険会社が儲かるプランを提案しているわけですね。

<了>

NEXT POINT→家計改善に必要なポイント8<変動費編>

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