海外ドラマ大好きの平太郎が自信を持ってお勧めします!最後に無料で見れる方法も紹介します!ぜひ最後まで読んでください
・肩の力を抜いてミステリーが観たい
・「古畑任三郎」のようなドラマが好き
・コメディタッチの話が好き
どんなドラマ?
サンフランシスコ市警察本部のエイドリアン・モンク刑事は、妻のトゥルーディーを自動車爆弾によって何者かに殺される。その犯人を検挙することができなかったモンクは、強迫性障害が深刻となり、刑事を休職し、自宅に三年間閉じこもる。その後、看護師であるシャローナ・フレミングをアシスタントとして採用、市警察のコンサルタントとして犯罪、そして様々な恐怖症と戦いながら、復職とトゥルーディー事件の解決を目指す。
参照-Wikipedia
潔癖症、対人恐怖症、病的な神経質etc、様々な恐怖症を患って、日常生活もままならない主人公 エイドリアン・モンク。
しかし彼は、類稀なる観察力、記憶力、洞察力を持っていた。
「天賦の才です。難儀なね。(It’s a gift…and a curse.)」ーエイドリアン・モンク
エイドリアン・モンクは、元々刑事でしたが、最愛の妻を失ったことがきっかけで心の病が重篤化してしまい、警察をクビになります。その後アシスタントと協力して、コンサルタントとして警察に関わり事件を解決していくというストーリーです。
構成は日本の人気ドラマ「古畑任三郎」や昔の海外ドラマ「刑事コロンボ」のように、探偵が犯人を「どう推理するか?」に焦点を当てたサスペンスドラマになります。
言ってしまえばよくあるパッケージです。しかしこの「名探偵モンク」には、ある意味で「海外ドラマらしくない」沢山の魅力が詰まっています。
初めて海外ドラマを見る人にもオススメな作品です。
この「名探偵モンク」はシーズン8まで続いています。
少しでも視聴率が下がると、すぐに打ち切られてしまう群雄割拠の海外ドラマでシーズン8まで続いてることからも人気の高さが伺えます。
そして何より最終シーズンまで、ほとんどパッケージや登場人物に変更がありません。
少しでも数字が悪くなれば、てこ入れのための方針転換を余儀なくされる作品の多い中、「同じ武器」のみでシーズン8まで続いている作品は非常にまれです。
『名探偵モンク』のオススメポイント3点
1.弱々しいヒーロー
主人公のエイドリアン・モンクは様々な精神疾患を患っています。強迫性障害を患っており病的に神経質で潔癖症、さらに、高所恐怖症、閉所恐怖症等々名の付く「恐怖症」はほとんど患っています。
「特定の銘柄のミネラルウォーターしか飲めない」「料理は調理過程をすべて見ないと食べられない」「靴ひもにもアイロンをかける」「慣れない環境ではパニックになる」「除菌ティッシュを常に持ち歩き、ほとんどの場所に手を触れられない」「10などの切りのいい数字に異常にこだわる」「動物や虫も全て苦手」等々。刑事どころが一般的な社会生活を送ることも困難なレベルです。
作中では、これらの症状を基本的にはコメディタッチに描いています。この作品では、そんな異常なモンクの行動も、ひとつくらい「自分にも覚えがある」と思わせる独特なセンスがあります。
主人公を名探偵たらしめている驚異的な記憶力や観察力も「少しでも違う所があると気になってしまう」という強迫性障害の特性をうまく生かしています。
そんな弱々しい主人公こそが、視聴者からの共感を得て「名探偵モンク」を人気ドラマに押し上げました。
海外ドラマの主人公といえば、タフでハードボイルドでクールな誰もが憧れる様なキャラクターが非常に多いです。(アメリカはヒーロー願望が非常に強い国であることで有名です。そのことがドラマにも影響していると考えられます。)
そんな中、弱点ばかりで弱々しい主人公は非常に珍しいです。誰もが「モンクって大変だな。」「自分は絶対なりたくないな。」と感じます。
その人間臭さが他のドラマにはない「名探偵モンク」の魅力です。
2.コメディタッチでありながら骨太なミステリ
なんと言ってもミステリそのものとして出来が非常にいいこと。これも人気の一因です。
コメディタッチでありながら、伏線の貼り方は海外ドラマトップクラス。視聴者にも非常にフェアな作品に仕上がっています。
そして癖のある名探偵に、無くてはならないのが決め台詞です。
シャーロックホームズは「初歩的なことだよ。ワトソン君」
刑事コロンボは「うちのカミさんがね・・・」
古畑任三郎は「古畑任三郎でした」「えー、お察しします。」
そしてモンクの決め台詞は「いいかい?経緯はこうだ。(Here’s what happened)」
推理シーンが始まる前に必ずこのように宣言し、まるで見てきたかのように、その場で起こったことを推理します。
視聴者としては、いままで出てきたシーンを組み合わせれば、トリック、犯人を推理することができます。この宣言が出たら、一旦停止して自分なりに推理してみるのもオススメです。
3.絶妙な軽さを与える脇役達
ミステリーという分野は殺人などの重いテーマを扱う以上、どうしても話が暗くなる側面があります。
この「名探偵モンク」では、本人の性格や何より脇を固めるキャラクターでその重苦しさを打ち消しています。
特に公私ともに、モンクのアシスタントを務めるシャローナ・フレミングとの夫婦漫才のようなやり取りは、だれもがクスリとくること請け合いです。
また、モンクに協力する2人の刑事。ストットルマイヤー警部、ディッシャー警部補もいい意味で刑事らしくなく、「いるよねこういう人・・・」と思わせる社会性のあるリアルなキャラ作りでバランスをとってくれます。
2人は第一話から最後まで、変わらない性格で出演するため、作品全体に変わらない安心感を与えてくれます。このあたりが、ミステリ初心者でもとっつきやすく、どちらかといえば日本のドラマに近い魅力になります。
「名探偵モンク」を無料で見る方法
こんな沢山の魅力が詰まった『名探偵モンク』を無料で見る方法があります。
Huluの無料お試しです。
『名探偵モンク』以外にも沢山の作品が楽しめます。
※最新の情報を心がけていますが、海外ドラマは入れ替わりが激しい為、必ずリンク先を確認してください。
<了>