海外ドラマ大好きの平太郎が自信を持ってお勧めします!最後に無料で見れる方法も紹介します!ぜひ最後まで読んでください
ちなみにBULLの制作総指揮はなんとあの、スティーブンスピルバーグ氏。それだけでもこの作品がどれだけ注目されているかわかります。
・知的な騙し合いが好き!
・ビジネスのプロに憧れる!
・最近の時事をテーマにした話が好き!
・法廷シーンが好き!
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どんなドラマ?
ジェイソン・ブルは裁判科学の専門家で、審理コンサルタント会社『トライアル・アナリシス・コーポレーション (TAC)』を設立。ブルは自身のスキルとそこで働く従業員のスキルを使い、クライアントを勝たせるべく、陪審員たち全員のデータを分析して戦略を立て、証人や被告にアドバイスをし、裁判を有利に導く。
出典ーWikipedia
「彼女に格別な感謝を贈るとともに、弁護側は彼女を忌避します。」ーベニー•コロン
日本とアメリカで大きく違うと言われる「裁判の雰囲気」日本では裁判は厳かで神聖なもの。
対してアメリカでは時にジョークが飛び交い、裁判官が笑うこともあるというエンタメに昇華しやすい場です。
そんな場を舞台に「裁判科学」の専門家ブルの活躍を描いた作品がこのBULLです。
主人公は審理コンサルタントという特殊な立場のドラマです。
その主人公を中心に、弁護士、元FBI捜査官、元国土安全保障省職員、ハッカー、等のチームメンバーが協力して裁判に臨んでいきます。
アメリカの裁判制度は「陪審員制度」です。
民間からランダムな人を12人招集し、裁判を行う制度です。
対してアメリカでは完全に民間の陪審員全員で有罪か無罪かの判定をします。量刑(※注1)の確定は判事が行います。
(※注1)量刑=どの程度の罰を与えるか?
このブルの経営する審理コンサルタント会社「TAC」では、陪審員制度に選ばれた人と「似たような思想や文化的背景を持ち、似たような思考をする人」を集め、模擬裁判を行い、その反応を検証する事で、実際の陪審員の心の動きを把握分析し、実裁判への対策を行い依頼人の利益最大化を目指します。
考察!なぜアメリカドラマは法律系が多い?
アメリカで法律ものが受けるのは理由があります。アメリカは多種多様な人種民族が集まる多民族国家の為、それぞれの持つ「文化や価値観、宗教観」がバラバラです。
その為社会のルールや共通認識は法律がベースです。行動の是非やモラルを問う際に、その行動は合法か違法か?という視点が最初な訳です。(逆にいえば法律くらいしか共通認識がない。)
日本でいえば「お年寄りや先祖は大切にしましょうね。上の人には従いましょうね。個人の意思より全体に合わせるのが当然。」というような日本人ならある程度持っている法律以外の共通認識が少ないわけです。
その為アメリカでは、法律が生活に根付いておりドラマを作りやすい訳です。
アメリカが「訴訟社会」と言われるほど裁判を起こすのも、このあたりが理由と思われます。
『BULL』のオススメポイント4点
①俯瞰視点だからこそ得られる「裁判」の醍醐味
海外ドラマでは法廷シーン等が盛り込まれることがありますが、基本的にそのスポットライトは刑事、検察、弁護士など捜査側にスポットライトが当たることが一般的です。
その点このBULLは法定外から裁判全体を俯瞰してあやつる。という特殊な立ち位置のドラマです。
基本的に弁護士や検察を主役にしたドラマでは、主観的な視点で物語が展開していきます。あくまで捜査が主体的な場面であり裁判要素は「おまけ」です。証拠の発見シーン等があり、裁判の結果は視聴者視点からは丸わかりです。
対してBULLは基本的になんらかの事件があり、捜査も一通り終わり世間の目にも晒された“後”から物語がはじまることがほとんどです。
この構成により、より「裁判」の内容を深掘りでき、実際の裁判を体験しているような感覚をえられます。
②BULL最高の見所!忌避権の行使シーンが熱い!
このドラマの見所といえば「忌避権の行使」シーン!
主人公のブルは弁護士資格を持っておらず、自分で弁護をすることはありません。
行うのはあくまで裁判戦略のコンサル、陪審員の忌避の選択等の弁護士への指示出しです。
アメリカの裁判は冒頭に書いたように一般人の中から陪審員が選ばれます。
その際弁護人は陪審員に質問をし、自分側にとって不利な発言をしそうだと思われる人を交代させることができます。これを忌避権と言います。
この忌避権をどう行使し、どのような人物を選ぶかで裁判の様相は大きく変わります。
時に不合理な、時に深い質問を行い、人物像を推測していく様は圧巻でこのドラマの見所です。
例えば、「昔ドイツで戦時中ヘルメットが発明されました。その直後怪我をする人が急増しました。何故だと思いますか?」という質問。
正しい答えは「ヘルメットによって頭部が守れたことにより、開発前には亡くなっていた方の命が助かったから怪我人が増えた。」から
しかし、中には「ヘルメットに、銃弾を受けて脳震盪を起こす人が増えた。」などのヘルメットそのものが怪我の原因のような誤った答えを答える陪審員もいます。
そのような人は「合理的な判断ができない人、視野の狭い人」という判断ができるわけです。
ここで面白いのが「合理的な判断ができるから良い」のではなく、現在争ってる内容が合理的には間違っているが心情的には正しい。ケースの場合はこの質問を間違えた人物を残し、正解した人物を忌避すべきだというところです。
③会社の経営者としての判断と正義
主人公のブルは会社経営者でもあるため、社員を喰わせるためには時に自分の正義を曲げ、悪に与する事もあります。その葛藤もこのドラマの醍醐味です。
同義的には間違っているが、多額の契約金を得るために、正義を捻じ曲げる。社員のための判断なのに、時にその判断を守っている社員から責められる。
このあたりは研究者でありながら会社経営者でもあるBULL独自の視点です。
特に民事裁判に比べ、刑事裁判は苦労の割にはお金になりません。それでもその裁判の弁護をするのか?などの葛藤が描かれます。
④最新時事を取り込んだドラマ構成!
裁判のテーマに「最近の時事」を取り込むのもこのドラマの大きな特徴です。
・人格を持っているAI自動運転プログラム
・医療ロボット
・eスポーツ
等実際に「これから起きそうな」裁判内容が盛りだくさんです。
このような最新の時事を取り込んだ作品は、早めにみるほうがよりリアル感が増すため、興味があればすぐに見てみるのがおススメです!
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<了>