・変動費は消費と浪費に分けて考える
・浪費ランキング表を作って削減ポイントの見える化
・変動費の過度な削減はNG
変動費とは?
変動費とは毎月支出の変わる生活費のことです。
具体的には
・食費
・生活日用品
・交際費
・美容費
・被服費
・趣味娯楽費
等です。
細かい分類は覚える必要はありません。
ざっと毎月支出の変わる項目と理解していれば大丈夫です。
見ての通り、様々な項目があり、生活スタイルや考え方によってかなり差が出る項目です。
消費・浪費に分けて考える
変動費を考える為に必要なことは、まず変動費を消費、浪費に分けて考える事です。
例えば、食費の中でも通常の食事は消費、たまの贅沢で高級レストランで食事をすることや、飲み会は浪費。
子供の体操服や、上靴普通に買う洋服は、消費。
自分へのご褒美に高級バッグを買うのは浪費と考えましょう。
いくら将来の為とはいえそれはちょっとね・・・
しかしここであきらめてはいけません。
浪費を無くすのは難しいですが、減らすことは十分可能です。
そのための効果的な方法を紹介します。
浪費ランキング表の作成
変動費を考える上で大切なポイントは、
家計から何を削減するか?ではなく何が譲れないかを、考える事です。
例えばアイドルの追っかけが生きがいの人に「浪費だからやめよう」とアドバイスしても、「いや私はその為に生きてるんだ!」と反論されるでしょう。
「平均と比べて洋服代が高い」といわれても、「ええ・・・私はファッションが趣味なんだけどな・・・」という人もいるでしょう。
その為まずは、自分の生活にとって何が譲れないかを考えます。
すると、自然と削減すべきポイントが見えやすくなってきます。
オススメは一か月分の浪費ランキング表を作ることです。
自分にとって譲れないものから順に並べていき、下位の物を削減対象にしましょう。
項目と浪費している金額を合わせて表にすると分かりやすくなります。
今回は実際に家計改善した1人暮らし男性のAさんの浪費ランキング表を参考にします。
Aさんの浪費ランキング表
1 | 漫画や小説、映画などのエンタメ | 6500円 |
2 | 友人との日帰り旅行 | 8000円 |
3 | 飲み会代 | 6000円 |
4 | 晩酌代 | 10000円 |
5 | スポーツジム料金 | 4500円 |
6 | タバコ代 | 12000円 |
7 | 仕事中のコンビニでのお菓子、飲料代 | 4000円 |
ランキング表を作成する際は細かく見る必要はありません。ざっくりとした額で十分です。この時、日々の生活費を楽天カードで支払っていれば、履歴から追うことができます。
そしてランキング表を作ると大切なことに気づきます。
それは・・・・
お金をかけた額と満足度は必ずしも比例しないということです。
今回の表でいえば、タバコ代は12000円も浪費しているにもかかわらずランキングでは6位になっています。
ならば、金額の割には満足度の低いタバコ代を削減してみようか?
という考え方になるわけです。
この後Aさんは実際にタバコ代を半減し、お菓子と飲料はスーパーでまとめ買いし、コンビニでの買物を減らしました。
その結果見事に月7500円の削減に成功しました。
本来であれば、固定費+変動費がその月に使用した額になるはずです。
しかしほとんどの家計では一致しません。
つまりは、ランキング外で使っている使途不明な支出があるということです。
何に使ったかも思い出すことのできない支出。
これも削減対象です。
※補足:浪費ランキング表を作成していて、いつも金額の割に上位に来るものが、動画ストリーミングサービスです。かかる額に比べ、満足度が高いサービスといえます。
このブログでは、海外ドラマ大好きな平太郎がオススメ海外ドラマをまとめていますので、そちらも是非どうぞ。
最後に
変動費の削減には、どうしても我慢や節制がつきものです。
固定費は必ず絞るべきですが、変動費は無理な削減はしないようにしましょう。
一時的に削減できてもすぐ、リバウンドしてしまうんだ!
まずは家計を見直しランキング表を作成してましょう。
<了>
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