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【レビュー】ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜【オススメ漫画紹介】

平太郎
平太郎
今回紹介するのは、2人の女性警察官を主人公に「警察官の日常」をリアルに描くハコヅメ〜交番女子の逆襲〜です。
クロスケ
クロスケ
警察系?好きだねー!
平太郎
平太郎
警察系には違いないんだけど一般的な警察系の漫画とは全然違うんだよね。
平太郎
平太郎
つい最近ドラマ化も決定した大人気作品ハコヅメの魅力をたっぷり紹介します!

元女性警察官が描く「警察のリアル」

クロスケ
クロスケ
まずはどんな話?

町山署の交番に勤務する新人警察官・川合麻依は、違反者や一般市民から日々言われる文句、想像以上の激務という警察官の仕事に嫌気がさし、辞表を提出しようとしていた。そこへ新たな指導員として配属されてきたのは、元刑事課のエースで、後輩へのパワハラで左遷されてきたという藤聖子部長。初日にして連続窃盗犯を捕まえるなど、藤部長の鋭い観察眼や取り調べ能力を目の当たりにする川合。藤部長の優しく、時に厳しい指導の下、川合は警察官としての職務や心得を学び、少しずつ仕事に対する自信を持つようになる。

引用ーWikipedia

平太郎
平太郎
この漫画最大の特徴は作者の泰三子さんが「元女性警察官」って所。しかも県警に10年勤務していたという半端ない経歴。
クロスケ
クロスケ
警察官から漫画家?凄い転身やな。
平太郎
平太郎
そうなんだよね。もともと泰三子さんは似顔絵捜査官を担当していたから絵が上手だったらしい。
クロスケ
クロスケ
なるほど。いわれてみれば、絵の上手さが「仕事」に直結する数少ない仕事なのかも・・・
平太郎
平太郎
そしてこの漫画は、基本コメディタッチで警察官目線の苦労や哀愁を描いてるんだよ。

平太郎
平太郎
当然リアル系なんで、「犯人との大立ち回り!」「推理で犯人を追い詰める!」よりも交番勤務の人と刑事との関わりや訓練模様、柔道の稽古。
平太郎
平太郎
一般企業のような未決の処理だったり、女性警官の合コンでの立ち回り?なんかのエピソードがコメディタッチで描かれるんだ。
クロスケ
クロスケ
今までにありそうでなかった感じだね

平太郎
平太郎
そう。普通警察系の話は推理物によるか、犯人との駆け引きやコンゲーム的要素、あるいは銃撃戦、格闘技なんかのばちばちものが多いんだけど、ここまで「1交番警官の日常生活」に焦点を当てた作品は珍しいね。
平太郎
平太郎
だからこそより身近に感じる警察ものといえるかもしれない。「交通誘導」や「夏祭りでの警備」なんかのエピソードもあるしね。
クロスケ
クロスケ
大体そういう系統は警察学校ものが思い浮かぶな…
平太郎
平太郎
スパルタ感がすごいから話に山場を作りやすいんだよね。卒業だったり、過酷な訓練だったりね。ハコヅメでも警察学校のエピソードがあるね。メインではないけれど。
平太郎
平太郎
ただいわゆる「日常系」とは違って、舞台が縦割り社会の体育会系ブラック企業の最たるものってのが特徴的。特に「女の体育会系縦社会」と作中で表現される女性警察官の世界観が素晴らしい!
平太郎
平太郎
「警察官の寮生活」や「地方の警察署長ならではの苦悩」なんて取材じゃ絶対わからない「リアル感」も注目ポイント!

魅力的キャラクター

平太郎
平太郎
主人公の女性警察官2人もやりとりがめちゃくちゃ面白いんだけど、この漫画の面白い所は、キャラクターがめちゃ豊富って所。
クロスケ
クロスケ
大体それぞれ癖が強くて、いい意味で?変人が多いんだよね。
平太郎
平太郎
それぞれにスポットライトが当たる話も多くて、主人公達があまり関わらないような話も多いんだ。
クロスケ
クロスケ
本当にそんな変人ばかりかは疑問だけどね。
平太郎
平太郎
藤部長がこう言ってるから仕方ない(?)よね。

 

クロスケ
クロスケ
キャラクターが立ってるってやつだね。
平太郎
平太郎
ちなみに平太郎が一番好きなキャラは主人公2人の上司にあたる町山交番の伊賀崎所長。刑事の山田曰くサボり一筋の「まっすぐな目をしたクズ。」

平太郎
平太郎
でも平太郎が好きなところは、実は要領が滅茶苦茶良くて「仕事をしないための手間」は割と惜しまないという所。
平太郎
平太郎
効率厨の自分としてはものすごいシンパシーを感じる。
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平太郎
平太郎
これぐらい余裕をもって、効率的に仕事にあたりたいよね。尊敬。

コメディとシリアスの両立

クロスケ
クロスケ
基本コメディだけど意外と「警察」って感じのエピソードもあるよね。
平太郎
平太郎
コメディタッチながらもリアル感がすごくて、例えば「取り調べ中に女性被疑者がサラッと語るエピソードが壮絶」なんてセリフはおそらく作者の実体験に基づいていたりするから面白い。
平太郎
平太郎
シリアスとコメディにここまで幅がある作品は珍しい。コレも実体験ならではだよね。犯罪を犯す人にも様々なタイプがあるって所がとても興味深い。被疑者目線だけではなく、女性警察官ならではの被害者側への心の寄り添い方なんかにはかなりグッと来るものがあるね。

 

平太郎
平太郎
そして何よりコメディ部分が最高に面白い!比較的動きの少ない絵なんだけれども、動きじゃなくて、セリフ回しだけで笑いを取れる所は作者さんの素晴らしいセンスの賜物だね!
クロスケ
クロスケ
こういう感じで笑いを取れる作者さんは飽きが来ないんだよね。

平太郎
平太郎
笑いの間の取り方やセンスは同じ女性作家さんの聖☆お兄さんに近い感じかな。コマに対してセリフが多めで、背景の書き込みがシンプルで、黒塗りの背景を使ったりする所も共通してるね。コマ割りも全然少年漫画系だね。聖☆お兄さんが好きな人なら、絶対ハマると思う。
平太郎
平太郎
ちなみに作者の泰三子さんが警察官から漫画家に転身した経緯は、「漫画家になりたい」じゃなくて「警察のことを知ってほしい」という思いからなんだって。めっちゃカッコいいよね!

まだまだ語りたい!

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海外ドラマも語ってます。

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