G検定はAIとディープラーニングに関する資格です。
平太郎は2024年G検定に合格しました。

G検定は2024年に制定されたDX推進パスポートの為の要件となっている資格です。
AIの基礎的な知識が学べる。これから知名度が上がっていく資格なので是非お勧めです。
なお、平太郎はITエンジニアではありません。この記事ではITエンジニアではない一般社会人がとるための勉強法を紹介しています。
G検定の概要
G検定はまだ歴史の浅い資格です。
AIという分野自体もまだまだ新しいものなので、難易度や出題される内容は年度毎にばらつきがあるので、必ず最新情報を確認してください。
公式サイト https://www.jdla.org/certificate/general/
G検定はDX推進パスポート3の認定条件の中の「AI・ディープラン二ング」分野として選ばれています。AIに関する基礎的な知識を証明するのに適した資格です。
DX推進パスポートとは?
DX推進人材(=DX推進パスポート取得者)の定義
DX推進を行う職場において、チームの一員として作業を担当する人。DXを推進するプロフェッショナル人材となるために必要な基本的スキルを有する。
「ITパスポート試験」、「DS検定 リテラシーレベル」、「G検定」の3試験の合格数に応じたデジタルバッジを発行 。3試験のうちいずれか1種類の合格者には「DX推進パスポート1」、いずれか2種類に合格すると「DX推進パスポート2」、3つ全てに合格すると「DX推進パスポート3」のデジタルバッジを発行します。
試験概要
試験時間:120分
問題数:4者択一、約160問
試験場所:オンライン受験
申込方法:公式サイトからの申し込み
試験題目
<技術分野>
- 人工知能とは
- 人工知能をめぐる動向
- ディープラーニングの概要
- ディープラーニングの要素技術
- ディープラーニングの応用例
- AIの社会実装に向けて
- AIに必要な数理・統計知識
<法律・倫理分野>
- AIに関する法律と契約
- AI倫理・AIガバナンス
どんな人にオススメ?
このAI時代ではG検定の資格はどんな属性の人にもオススメであることは前提ですが、個人的には現在働いている社会人にオススメです。
現在社会人として働いている方は特にAIの脅威を感じていると思います。
AIの知識がない人ほどAIのリスクを過剰に恐れたり、あるいはなんでもできる万能なものだと過剰な期待をしたり、本来AIに向いていないタスクを無理にAIにやらすような非効率なことをしています。
周りを見てもAIは普段使っているが、適切な使い方ができていない人やAIを使わないことで損をしている人をよく見かけます。
G資格を受けるためへの注意点
G検定は「非IT系でも取れるIT系の資格」ということで同じDX推進パスポートの条件資格となっているITパスポートと比較されることが多いですが、ITパスポートとG検定は大きく違います。
G検定はAIの歴史やAIの中身に関わる内容も多く、同じITの基礎的な能力を問う資格とはいえ、ITパスポートと比較すると難易度は上がります。
比較的AIを利用することがあっても、AIの歴史や仕組みについては勉強する必要があります。特にG検定は覚える単語が多く、単語の意味を理解していないと問題の意味すら分かりません。
例えば、
従来のディープラーニングにおいてプーリング層で使用する活性化関数としてシグモイド関数が用いられていたが、後にhtan関数やsoft-max関数が用いられるようになった。その理由は何か?
回答は 誤差逆伝搬法によって起こる勾配消失問題を防ぐため。
又、線形代数や微分積分等の統計学や数学に関する用語も頻出です。文系の方にはこの辺りもハードルになります。
4択で120分で160問解く形となります。
実はG検定はオンラインで自宅で受験できます。
その為、テキスト等を見て回答していては到底間に合わない分量の問題数にしていると思われます。
合格率は70%程度と高めです。しかし、そもそも合格者の40%程度はITエンジニアの方です。
基礎を知らないITエンジニア以外の方(私もそうです。)はしっかり勉強することをおすすめします。
G検定に合格するためのおススメの勉強法
G検定に合格するためのおススメの勉強法を紹介します。
まず前提として
G検定は覚える用語が非常に多いです。普段ITの仕事をしていない人に取っては単語での理解が難しいです。
その為基本的な流れとしてAIやディープラーニングの原理や歴史を把握し、その後細かい用語の意味を覚えていくのがおススメです。
平太郎はテキストと動画講習で勉強しました。単なる「暗記」では知識として身につきにくく面白さも感じにくいので、せっかくなら「へーAIってこういう仕組みで動いてるんだ!」「こういう流れがあってこうなっているんだ!」というような発見を楽しみながら勉強していきましょう!
平太郎が使用したおススメテキストはこちら。資格試験を実施している日本ディープランニング協会が出版している物です。まず間違いありません。必ず最新版を購入しましょう!
まとめ
G検定はこれからどんどん認知度が上がっていく資格だと思います。
今後社会人はExcelやWordと同じようにAIをうまく使いこなすことが求められます。そんな時AIの原理や仕組みを学べるG検定はITパスポートに次ぐ必須資格になると思われます。
<了>